急激な経済発展が進む一方で最貧国の一国とされているアフリカのエチオピアの都市部では、社会構造や家庭の問題で路上生活をせざるを得ない「ストリートチルドレン」と呼ばれる子どもたちが後を絶ちません。むすびめワークスは、首都のアディスアベバにおけるそのような子どもたちの救援と路上への流出予防につながる働きを、エチオピアと日本の相互協働によって支援をしています。
エチオピア産のオーガニックコットンで手織りされたストールと、アクセサリーの販売しています。まだ日本であまり知られていないエチオピア産の良質な製品と、エシカルでストーリーのある商品を日本へお届けいたします。
●ストールは、貧困により売春をせざるを得ない女性やシングルマザーたちを救済し、織物の技術を教えることで、新しい仕事へ就業して自立ができるようにサポートしている団体で生産されたものです。この取組を通して多くの女性たちが路上生活や売春の仕事から脱却し、生計を立てることができるようになりました。
●アクセサリーは、エチオピアの伝統的なデザインのクロスのチャームを現地から買い付けて制作しています。
これらの売り上げは、現地の活動を継続するために活用されています。
2013年にNGO「FVI 声なき者の友の輪」を通して初めて訪れたエチオピアで、私はストリートチルドレンや売春する少女たちを支援する現地団体の活動に参加しました。そういった働きには素晴らしい成果がある一方で、支援を受けたにもかかわらず元の路上生活に戻る人々が多いことや、現地団体は海外の資金に頼り切っているため活動が安定しづらく、海外の団体に気に入られるような活動に偏りやすいなど、途上国における人道支援活動の抱える課題にも気づかされました。
次第に私はこれからのエチオピアと日本の相互協力の新しい在り方を創っていきたいと考えるようになりました。エチオピアには自らが困難の中にあったからこそ予防的取り組みの重要性に気づき、「自分の国を良くしていきたい」と願う人々が数多くいます。現地で出会ったそのような仲間と志を共有し、路上生活に至る前の教育や啓発に重点を置く取り組みを進めていくために、むすびめワークスを設立するに至りました。
代表 湯本沙友里
エチオピアと日本が相互に理解・協力しあう関係づくりと、
人と人と文化と文化を繋ぐ、祝福の空間(居場所)づくり を目指しています。
コーヒー発祥の地エチオピアのコーヒーや文化を楽しんでいただけるような、イベントやワークショップを開催しています。(自主開催と、外部イベントへの出展・出展など)
エチオピアで行っている取組みの報告会を日本各地で行っています。
1984年に発生したエチオピアでの干ばつによる大飢饉(犠牲者100万人)を支援するために始まった市民活動。毎年『世界食料デー』(10月16日)に合わせて「世界食料デー登別大会」を開催し、エチオピア支援と世界食料デーの啓発活動、世界の貧困と飢餓の克服を市民に呼び掛ける活動を行っています。
コーヒー発祥の地エチオピアのコーヒーや文化を楽しんでいただけるような、イベントやワークショップを開催しています。(自主開催と、外部イベントへの出展・出展など)
団体や企業と協働で、エチオピアの支援に繋がる商品の販売をしています。