DTSレポート#3 クリスマスのイベント報告 2023年1月
クリスマスのイベント報告
2023年1月

報告者 デレジェ・ギルマ
DTS プロジェクトマネージャー
教師
アカコ村で生徒と家族、地域の人々のためのクリスマスイベントを開催しました。
エチオピア正教の暦を使うエチオピアでは毎年、1月7日にクリスマスをお祝いします。その2日前の1月5日に、学校の敷地を用いてクリスマスのお祝い会を開催しました。
エチオピアでは、こういったお祝いによって地域全体の隣人や家族の交わりが大いに促進されます。地域のつながりがとても強いエチオピアでは、人々は積極的に隣人を誘って家族みんなでこういったイベントに参加してくれます。エチオピアが「祝祭の国」と呼ばれるゆえんです。

最も大きな祝祭のひとつであるクリスマスは人々はワクワクしながら食べ物、飲み物を持ち寄って集まり、踊ってお祝いします。また、人々は家族や友人に贈り物を贈り合います。エチオピアの公立校でも祝われる唯一の宗教的な祝祭がクリスマスなのです。
沙友里が地域のために開催するという素晴らしい提案をし、そのための支援を申し出てくれるまでは、私たちは生徒のための小さなクリスマス会を開く計画をしていました。この提案を聞いたとき私はワクワクしましたし、私たちのプロジェクトを地域の人々に知ってもらうためのまたとない機会だと考えるようになりました。
準備
沙友里からの支援金を受け取った私たちは準備にとりかかりました。まずはクリスマスイベントに備えて、多くの時間と労力をかけて学校の敷地を入念に清掃しました。次に村から10キロメートルの距離にあるエチオピアの首都アジス・アベバに出向き、クリスマスのための会場の飾りを購入しました。さらに、地域の人々が皆、このイベントに招待されているということを告知する必要がありました。村の各所に宣伝用のポスターを貼り、生徒たちを通して家族や地域の人々に伝えてもらいました。私たちのフリースクールの活動は地域の人々から喜ばれ信頼されていましたので、多くの住民がこのクリスマスイベントのことを聞いたとき「参加したい」と言ってくれました。すべての準備が完了したのは、イベント当日の前夜でした。


クリスマスイベント当日
イベントは朝の9時に始まり、午後1時に終わりました。生徒たちによる歌と踊り、食事と飲み物、ゲーム、大きなケーキ、コーヒーとお茶、お菓子などなど、多種多様な楽しみが用意されました。また、4人の当選者を決めるくじ引き大会もありました。
私が思うに、この地域で未だかつてなかったほどに素晴らしいクリスマスイベントでした。子どもたちは大喜びでしたし、地域の人々は大いにイベントを楽しんでくれました。


もちろん、ただ楽しいクリスマスを過ごすことだけが目的ではなく、彼らを応援し、支援し、励ましてくれる人の存在を知ってもらうことも重要でした。
日本の人々からの支援のおかげでこのイベントが開催できたことを参加者に伝え、これからもこの地域で行われる支援活動にとっても日本の仲間たちの応援が大切だと伝えました。また、地域の人々に、子どもたちが学校にいることが幸せだと理解してもらい、教育が未来を作っていくということを知ってもらうこともこのイベントの目的でした。
イベントが終わった後、多くの親たちが驚きをもって学校での子どもたちの姿を喜んでいることを教えてくれました。

学校でのクリスマスイベントは大成功でした。私も、学校のスタッフも、親たちも、幸せそうな子どもたちの顔を見て大いに励まされました。素晴らしい心をもった日本の支援者の皆様と一緒にこのプロジェクトが担えたことに心より感謝いたします。私の育った地域のために皆様がしてくださった貢献に、心の底から感謝を申し上げます。
皆様に素晴らしい2023年が訪れますように!






