DTSレポート#4 クリスマスのイベント報告 2023年3月
設立2周年の節目を迎えるにあたって
2023年3月

報告者 デレジェ・ギルマ
DTS プロジェクトマネージャー
教師
プロジェクトはまもなく設立2周年の節目を迎えようとしています。(通常の学校自体は移転してから1周年を迎えます)。
良質な教育へのアクセスが困難な地域の子どもたちに、私たちのフリースクールは大きな利益をもたらしてくることができました。また、地域の親たちにも「教育がいかに重要か」ということの意識変革を起こすことができました。また、補講クラスのなかでは生徒たちが必要な学習のための用具や教材も提供してきました。芸術クラスでは、多くの生徒たちが気付かなかった自分たちの才能を見つけはじめました。

追加予算の必要性
DTSプロジェクトは実り多い活動を展開してきました。アカコ村の生徒たちにとって、このプロジェクトは変革と良い影響をもたらしてきました。しかし、実のところ、資金繰りはいつも大変でした。予算が不足した結果、ひとりのスタッフの負担は相当なものになってしまっていました。
この状況を理解し、リーダーや支援者の皆様がプロジェクト継続のための追加予算に同意してくださっていることに感謝いたします。それによってさらに2人のスタッフ(教師ひとりと清掃員ひとり)を加えることが出来ました。
それ以前は全年齢が同じクラスに集められており授業が困難だったのですが、追加予算により年齢ごとにクラス分けをすることが出来、クラスをより効果的に運営できるようになりました。
当初20人そこそこの人数だったのが、今はひとクラスに40人の生徒たちを教室に入れることができるようにまで学校は成長しました。地域の人々はスタッフの献身的かつ忍耐強い取り組みを見、次第に働きを信頼してくれるようになりました。放課後学校に加え様々なイベントにより、地域の人々との交流も深まり、信頼関係が生まれてきています。
生徒たちとの交流
私たちの村は大きくありませんので、村人からよく知られるようになるのに時間はかかりませんでした。働きを展開するにつれ、次第に村人たちみんなに知られるようになり、様々な年齢の方々と良好な関係を築くことができています。地域社会を発展させるための奉仕活動に携わってきた私を見て、地域の人々は私のことを深く信頼してくれています。私は村の伝統的な相互扶助組合や、地域の教会の責任ある立場を任されるようにまでなりました。
また、彼らと屋内・屋外の様々なゲームやスポーツをすることで村の若者たちとも時間を過ごすことで関係が構築されていっています。
幼稚園で働いている私は、子どもたちに関わることを心から楽しんでいます。プロジェクトでは様々な年齢の子どもたちや若者たちと関わります。DTSプロジェクトの間も、それ以外の時間でも、私は子どもたちと良好な関係を築くことができていて、弟や妹のように感じています。DTSの間は教師として接しますが、一緒に過ごすときはいつでも面倒を見て、兄弟や友だちのように一緒に遊びます。小さい子たちに勉強ができたご褒美としてキャンディやビスケットを買ってあげることもあります。

彼らは私のことをとても慕ってくれ、尊敬もしてくれています。遠くから私を見つけたときも、駆け寄って挨拶をしにきて、自分の夢や希望を聞かせてくれます。そんな彼らの愛によって、私は辛いときでも前に進むことができています。子どもたちの思考を解き放ち、授業が極力楽しくなるように試行錯誤するのは楽しいものでした。学校の試験週間になると、子どもたちはもっと詳しい解説を聞くために私たちに苦手科目の問題を質問してきます。
私の願いは子どもたちが良い教育を受け健全に生育することです。彼らがより良い未来を生きることが出来るように、私は日々葛藤しながらプロジェクトに取り組んでいます。





